ミスミソウ(雪割草)は、キンポウゲ科の多年草で、本州中部以西から九州にかけて分布します。ミスミソウは、落葉樹林の林床や崖などに生育し、石灰岩地域に多い。葉は常緑であり、雪の下でも緑を保ってます。
ミスミソウの根出葉は三裂し、裂片の形が三角形で先端は鈍頭のものをミスミソウ、円頭になるものをスハマソウとしますが、中間形もあって区別しにくいです。
ミスミソウは、早春に地下茎から高さ10~15cmの花茎を出し、頂端に1つの花を咲かせます。ミスミソウは、顎片のように見えるのは茎葉であり、花弁のように見えるのが顎片です。花弁のように見える顎片の数は6~10と変異があり、色は大平洋側では白色であるが、日本海側では薄く青・紫・赤などを帯びるものがあり、美しいです。 |
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