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「さくらんぼ」はバラ科サクラ属の果樹で、日本に渡来したのは明治元年、山形県へは明治9年に入りました。
当時、全国で試験栽培され、ほとんどが失敗した中、山形県は霜害・台風被害が比較的少なく実績をあげました。
さくらんぼにとって収穫期の雨は大敵ですが、さくらんぼの実がなる頃 山形は雨が少なく、
試験栽培された各県のなかで優秀な結果が残せた最大の理由です。
その後、さくらんぼ栽培は山形県内で普及し、官民一体となっての努力も実り、
全国生産量の約7割を占めるまでの「さくらんぼ王国」となりました。 |
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山形では、近年もさくらんぼの栽培面積は増えており、
例年「さくらんぼ狩り」に50万人を超える観光客が訪れるなど、
地域への経済効果が高い作目となっています。
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さくらんぼ いち早い 紅ゆたか |
さくらんぼ山形の新品種です。
平成21年に品種登録された期待の新品種。
佐藤錦の前に収穫される美味しいさくらんぼです。
さくらんぼをいち早く味わいたい人に最適です。 |
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さくらんぼの中で、味も人気もナンバーワンの品種が「佐藤錦」です。
山形県内栽培の約7割を占め、名声は海外までも届いています。
佐藤錦の生まれ故郷は、ほかでもない山形県です。 |
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近年、新品種として注目されている「さくらんぼ」が「紅秀峰」です。 佐藤錦より大玉で甘みが強く、はじけるような食感とたっぷりの果汁が魅力。
「紅秀峰」は、日持ちが良く、お中元商品にできる品種として開発されました。 「紅秀峰」は、山形県立園芸試験場が、昭和54年に佐藤錦に天香錦を交配して生まれました。 「紅秀峰」は、平成3年に種苗登録されました。
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