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 オ ウ レ ン

オウレン、か細い体で積雪にも負けない春の一番手の白花

 オウレンは、山地樹林下の冷涼で湿った日陰に生える常緑のキンポウゲ科の多年草です。オウレンは、一般的に冬期降雪地域に多く、積雪により葉と花茎が保護されていると思われます。
 オウレンは雌雄異株で、早春に高さ10㎝程の花茎を出して、その先に2~3個の互生の白い花を咲かせます。花は直径が1.2㎝ほどで、花弁は5~6枚でさじ形をしています。
 オウレンの和名は、多数の黄色いひげ根を出して、伸びていくことから、黄色く連なるという意味で名付けられています。
 オウレンは薬用植物のなかでも多く栽培されていますが、種から収穫までは5~6年を要します。種子は4月~5月に採取しますが、砂に混ぜて播種期の晩秋まで土中で保存すると発芽率が良くなります。
 
薬  用  利  用 
採取・調整  秋から春の開花期に掘りとります。一般的には秋に採取します。掘り採った根茎から、主成分のベルへリンの含有が少ない細根は切り取ります。細根を切り取った根茎を乾燥させ、さらに残った細根を焼いて根茎だけに仕上げます。
 細根を焼いて根茎だけにしたものを生薬では、黄連(おうれん)といいます。さらに、むしろなどで焦げた細根のあとを磨いて取り除いたものは、とくに磨黄連(みがきおうれん)といいます。
薬 効   健胃、消化不良、下痢止めなどに用います。 
使用方法   使用方法は、粉末は1回量0.3~0.5gを食前に服用します。煎じ薬とする時は、黄連3~5gを水500㍉㍑で煎じ、約半量になるまで煮詰めたものを3つに分けて、毎食前に服用します。  
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  ※ お届けは3月下旬頃からとなります
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