えだけは「あいこ」ともいい、ミヤマイラクサ(深山刺草)のことで、その名のとおり茎や葉にトゲのあるイラクサ科の多年草です。素手でさわると、びっしりと生えたトゲが刺さり、痛みやかゆみに襲われます。この痛がゆさが2時間ほど続きます。蜂の毒と同じ蟻酸のためです。名の由来は、刺されるとイライラするほど痛がゆいことからきているようです。
えだけは、食べると大変美味しい山菜です。えだけの蟻酸成分は茹でる分解し、トゲも全く気にならなくなります。山菜のなかでも、これをベストに挙げる人もいるくらいです。
えだけは、クセも苦味もなく、少し甘味を感じる淡白さが好まれています。えだけは、調理も楽なことから、山菜を食べたいが、クセや苦味が気になる方にはお勧めの山菜です。 |
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