カラトリは、庄内の在来野菜のひとつで、ズイキ芋といわれるサトイモの一種の茎を乾燥させたものです。ズイキ芋は、サトイモと同様に根の周りにできる子芋と親根を食べるほか、茎を乾燥させて「芋がら」として保存食となります。
庄内地方では、最上川を堺に南部では茎が赤い「赤ズイキ」、北部は茎が緑の「青ズイキ」が栽培されています。
雪国庄内の冬の野菜不足を補う貴重な食材です。いろいろな料理に用いることが出来る「カラトリ」は、大変重宝な食べ物です。
秋に収穫したズイキイモの茎を皮をむき、天日で十分に乾燥させ長期保存ができるようにします。食べるときに必要量だけ戻して食べます。 |
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