ヤマブキショウマ(じょんな)は、バラ科の多年草で山地の湿った木陰など、半日日陰から日当たりの良いところまで生えます。葉の形が、ヤマブキに似ていることが名前の由来です。
ヤマブキショウマは、葉が開ききっていないうちの若い芽をポキンと折って採取します。
ヤマブキショウマは、若芽を食べますが、アクはあまりなく歯ざわりの良い山菜です。天ぷらや炒め物は生のまま用います。おひたしや和え物、煮物、汁の具には、茹でて水に取ってから調理します。ゴマ、くるみといった植物性脂肪に富む香りの強いものと和えたり、ころもに使うと美味しさがいっそう引き立ちます。ヤマブキショウマは、シコシコした歯触りが身上の山菜なので、茹ですきないことが重要です。 |
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