別 名 : |
ミヤマイラクサ、アイコ、イラ、イラグサ、エゴキ、エラ |
|
|
えだけ、クセも苦味なく淡泊な味わい、支持者多数
|
|
えだけは「あいこ」ともいい、ミヤマイラクサ(深山刺草)のことで、その名のとおり茎や葉にトゲのあるイラクサ科の多年草です。素手でさわると、びっしりと生えたトゲが刺さり、痛みやかゆみに襲われます。この痛がゆさが2時間ほど続きます。蜂の毒と同じ蟻酸のためです。名の由来は、刺されるとイライラするほど痛がゆいことからきているようです。
えだけは、食べると大変美味しい山菜です。えだけの蟻酸成分は茹でる分解し、トゲも全く気にならなくなります。山菜のなかでも、これをベストに挙げる人もいるくらいです。
えだけは、クセも苦味もなく、少し甘味を感じる淡白さが好まれています。えだけは、調理も楽なことから、山菜を食べたいが、クセや苦味が気になる方にはお勧めの山菜です。
|
|
薬 用 利 用 |
採取・調整 |
えだけの一番勢いのある夏に、茎葉を採取して乾燥させます。
乾燥でできたものを生薬では、蕁麻(じんま)といいます。
イラクサの茎葉らは細かい棘があり、この棘にヒスタミンを含むため、指でさわると、いつまでも痛くて痒みが続き、これによって起こる炎症を、蕁麻疹(じんましん)と言ったことが、ジンマシンの名前の始まりと言われています。 |
薬 効 |
疼痛、虫さされ |
使用方法 |
使用方法は、蕁麻を適量、布袋に入れて、鍋などで入れて煮だしてから風呂に入れて入浴します。血行を良くして体が温まります。
毒虫などに刺された場合は、イラクサの新鮮な葉を良く揉んで出る汁を患部に塗布します。毒消しや痛みを和らげる作用があります。 ヨーロッパでは、薬草として用いられていて、血糖値効果作用があり、糖尿病に健康茶として広く親しまれています。 |
|
薬用植物のページはこちら |
|
|
えだけ(あいこ) |
※ お届けは4月下旬以降となります |
|
|
|
|
|
|
あいこの生育風景 |
あいこの採取 |
|
1.えだけのおひたし
えだけの葉を取り除き、塩を入れた熱湯でさっと茹でて、水にひたします。絞って水気を取り、食べやすい長さに切って鰹節と醤油でいただきます。
えだけの味噌汁の具やごまなどと和えても良いです。
|
2.えだけの炒め物
えだけの茹でて下処理してあるえだけを絞って水気を除き、食べやすい長さに切ります。鍋に油をひいて炒め、酒、みりん、塩で味をととのえていただきます。 |
|
|
|
採取時期
山菜名\月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
えだけ |
|
|
|
|
|