葉わさびは山わさびともいわれ、アブラナ科の宿根の常緑多年草です。学術的にはワサビアジャポニカ(Wasabia Japonica)と言い、日本特産の数少ない香辛料植物で、清流の浅瀬に自生します。
葉わさびの野生の根茎は、すりおろして食べるにはほど遠いほど小さく、大きな株でも小指の先ほどしかありません。
葉わさびの蕾のついた若い茎の先30cmほどを利用します。下ごしらえは、容器に茎葉を入れて熱湯を注ぎ、密閉して冷まします。この方法ですと、香りや辛みを損ないません。葉わさびをおひたし、和え物、汁の具、酢の物にしていただきます。炊きたてのご飯にさっと混ぜて食べると大変美味しいです。
葉わさびの開花期から結実期(4月~7月ごろ)にかけての根茎は、辛みも風味も乏しいので、根茎は8月以降に採取します。 |
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薬 用 利 用 |
採取・調整 |
薬草としての葉わさび採取は、秋から冬にかけて採取します。 |
薬 効 |
香辛料、芳香健胃、食欲増進、防腐、殺菌、鎮痛、リュウマチ、神経痛など |
使用方法 |
リュウマチ、神経痛には、生の根茎を使用して、根をすり下ろし、布にうすくのばして患部に貼って10分くらいで取り除きます。
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葉わさびの花 |
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※ お届けは4月中旬以降となります |
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葉わさびをさっと湯通しして水にさらします。熱のかかる時間が長いと、苦味がでます。おひたしや和え物としる刻んで汁に散らします。塩で一晩漬けたものは美味です。
葉わさびの芽先のごく柔らかいところをサラダに加えます。ピリッと辛く、香りも楽しめます。
葉わさびの花は刺身のつまや料理のあしらえにします。根は、栽培品ほど太くはなりませんが、おろして辛味にします。 |
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葉わさびのおひたし |
葉わさびの花 |
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