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山うど、通にはたまらない独特の香気と強いアク、霊峰月山の恵み
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やまうどは、昔から食用、薬用ともに大いに活用されてきました。しかし、それも若い内で、あとはひたすら大きくなるだけで、何の役にもたたないことから、”ウドの大木”ということわざのように不名誉な言い方がされています。うどの大木といわれるように生長すると2mにも達するウコギ科の多年草で、全国の山地に自生します。やまうどは、春の雪解けの土にいち早く若芽を出します。
ウド(独活)の名前の由来は、茎が生育すると中空になるので宇登呂(うどろ)と呼び、それからウドとなったと言われています。
天然のやまうどは、独特の香気があり、アクの強いくせのある山菜で、栽培物の白くて太い「やまうど」とは大きな違いがあります。やまうどの採りたてをナイフで切って生のまま味噌をつけて食べるのは、アクもなく、甘くて、香りも良く最高です。
ウドは新芽が食べられるタラノキの仲間であり、タラノキと違い土から生えてくるのでツチタラという古名があります。
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薬 用 利 用 |
採取・調整 |
秋に根茎を掘り採り、水洗いして薄く切片状にして、3日~4日間天日乾燥後、風通しの良い場所で陰干しにして十分乾燥させます。
天日乾燥でできた茎や根を生薬では、九眼独活(きゅうがんどっかつ)といいます。 |
薬 効 |
発汗、解熱、鎮痛薬として風邪、頭痛、歯痛、神経痛などに用います。 |
使用方法 |
使用方法は、独活10~15gを500ccの水に入れて煎じます。水が約半分になるまで弱火で煮詰めます。これを1日に用いる量として、食前か食後に3回に分けて服用します。
ウドの茎と根を絞った生汁を、1日20~30cc分飲み、精神不安、分裂症および強壮剤として用います。
◇ 独活酒
10月~11月にウドの根を採取し、実は10月頃に採ります。根は水洗いして3㎝くらいに刻んで半乾きにしもの500gと砂糖100~200gを、ホワイトリッカー1.8㍑に漬けます。3ヶ月ほど冷暗所で熟成後、布でこすと淡黄色の独活酒となります。
独活酒は、補精、強壮に効果があるとされます。 |
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山うど |
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※ お届けは4月下旬以降となります |
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山うど |
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1.やまうどの天ぷら
生のままのうどの先端の柔らかい部分や葉のところに、薄めに衣をつけて揚げます。
天つゆでもいけますが、塩をつけて食べるのも格別です。
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2.やまうどのサラダ
うどの皮をむいて乱切りし、酢を少し加えた水に5分ほどさらします。酢味噌やマヨネーズ、ドレッシングで、そのまま食べても良べるか、他の食材と混ぜて本格的なサラダに仕上げることもできます。
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3.やまうどの汁の具
うどを薄くスライスし、味噌汁の具として用いることができます。
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お届けの山うどイメージ |
やまうどの収穫風景 |
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採取時期
山菜名\月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
やまうど |
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