( 栽 培 品 )
別 名 : |
アイヌネギ、ウシビル、キトビル、ヤマビル |
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行者にんにく、修験者の精力剤、霊峰月山の恵み
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行者にんにくは、山伏がつらい荒行の合い間に口にし、体力保持に役立てたということに、その名が由来します。彼らが口にしたのは、地下の鱗茎で、ニンニクそっくりの辛みとにおいがある。得難い味である。
行者にんにくは、繁殖力は弱く、5~6年の間は毎年1枚しか葉をつけず、2枚出すのに7~8年かかると言われます。ニンニク同様、アリイン(アリシン)という物質を含有し、血行を促し、滋養強壮に役立ちます。
行者にんにくは、香りが強烈で茎の根元の部分がニンニクそのもので、葉の部分がニラのようで、食べた後にも臭います。葉はやわらかく厚みがあり、舌触り、味とも抜群です。行者にんにくは、さっと茹で、どんな料理にも使えます。
行者にんにくの天然物は、乱獲により数が減り、本州ではかなりの深山でなければ見つけることができなくなりました。
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薬 用 利 用 |
有効成分
その働き |
◆ニンニクより多いアリシン
行者にんにんには、ニンニクより多くアリシンが含まれています。アリシンは疲労回復や滋養強壮効果があるといわれています。
また、アリシンには、免疫力を高め、ガンの予防効果があるとされています。更に、血行を促進させ、冷え性や動脈硬化、血栓の予防にも効果的といわれます。
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薬 効 |
疲労回復、滋養強壮、新陳代謝促進 |
使用方法 |
使用方法は、天ぷら、薬味、汁の具として食します。。 |
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行者にんにく 500g |
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行者にんにくの若芽 |
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行者にんにくの50gパック |
行者にんにくの50gパック |
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行者にんにくをかるくゆがいて、水にさらし、おひたしや和え物にします。また、生のまま天ぷらや汁の具、炒め物にできます。行者にんにくの葉はのびきったものでも、ネギ同様に利用できます。
行者にんにくの初夏に伸びる花茎は、まだ蕾のうちに摘み、かるくゆがいておひたしや和え物、酢の物、炒め物にします。また、卵とじや中華風炒めものにも向きます。もちろん天ぷらも美味しいです。
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行者にんにくの栽培は、この希少な山菜に今井勇雄が出会ったことに始まります。
行者にんにく特有の臭いと味に魅せられた今井は、その名前にも強く惹かれました。今井の地元は、行者修験の羽黒山の麓であり、修行に励む山伏が精力回復に食するという、この山菜を地域の特産品にできないか。ゆるぎない思いを抱き、行者にんにくを捜して東北の山々をかけ、少しずつ苗を集めました。
栽培・育成に失敗を繰り返しながら、種を蒔き、植え替えを繰り返し、出荷できるまで育つには6~7年かかる行者にんにくの促成栽培という方法を生み出すまで10数年の年月を要しました。 |
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行者にんにくの植え替え作業 |
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行者にんにく畑 |
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行者にんにく |
行者にんにく畑 |
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行者にんにく |
行者にんにく鱗茎 |
※ お届けは10月下旬以降となります |
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秋に成長終了後、休眠した行者にんにく鱗茎をお届けします |
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行者にんにく
栽培の先駆者
今 井 勇 雄
氏の栽培地から採取した鱗茎をお届け
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行者にんにくの種採り作業 |
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行者にんにくの種 |
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行者にんにくの種採りする今井勇雄氏 |
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行者にんにくの種採りする今井勇雄氏 |
採取時期
山菜名\月 |
2 月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
行者にんにく |
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