北国に春の訪れを知らせてくれるふきのとう(蕗の薹)は、蕗の根茎から生え出る花茎で、庄内では「ばんけ」と呼ばれています。
蕗は山菜といえば真っ先に思いつく山菜で、キク科の雌雄異株の多年草で、日本各地に自生します。早春、葉に先立って大きな苞に包まれた花茎(ふきのとう)を20cmほど伸ばし、その先に多くの白い花を開きます。
春一番に雪の中から顔をのぞかせるふきのとうは、苦味の中にも甘味があり、独特の青臭さもあるが、春の風物詩として多くの人々に愛され続けています。まさに早春にふさわしい味といえます。
ふきのとうの花芽が伸びた茎は、葉柄のフキと異なり、ふきのとうの風味をそのまま残しているところから、フキと同じように料理すると大変おいしいものです。
|
|
|
|
ふきのとう |
雪国のふきのとう |
|
|
|
|
|
|
田圃の畦の「ふきのとう」 2013.03.24撮影 |
|
|
|
ふきのとう 2012.03.29撮影 |
|
|
1.ふきのとう味噌(ばんけ味噌)
ふきのとうを刻んで味噌に混ぜ、味噌焼きや和え物に用いると、ふきのとうの味が生かされます。
アツアツのご飯のせてたべるのは絶品です。
田舎の味噌のご注文はこちら
|
2.ふきのとうの天ぷら
生のまま衣をつけて、やや低温で揚げます。揚げ物にすると、香気も薄れます。苦味が気になる方は、小さい玉のものを選ぶのが良く、開いている大きな玉は葉だけ天ぷらにする方法もあります。 |
3.ふきのとうの酢のもの
さっと茹でて水にさらし、よく水気を切り、三杯酢に合わせます。米の研ぎ汁で茹でると
香りがやわらぎます。ふきのとうの苦味と酸味が、ほどよい味をかもし出します。
|
4.ふきのとうの汁もの
つぼみを細かく刻んでお汁に散らしても美味しく召し上がれます。
|
|
|
|
採取時期
山菜名\月 |
3 月 |
4 月 |
5 月 |
6 月 |
7 月 |
ふきのとう |
|
|
|
|
早春の道端のふきのとう |
2005.6.27
(出版社の料理本撮影用採取) |
中春のふきのとう |
|
|
|
ふきのとうの茎 |
|
収穫時期が同じ商品を数種類まとめてご注文頂いた場合でも、別送になることがあります。この場合には、その分送料が卒要になりますので、ご了承下さい。 |
|