薬 用 利 用 |
採取・調整 |
ウツボグサの採取は、8月頃に花が咲き終わり花穂が褐色になりかけた時に、花穂だけ採取します。採取した花穂を天日で良く乾燥させます。
天日乾燥でできたものを生薬では、夏枯草(かごそう)といいます。 |
薬 効 |
消炎性の利尿剤として腎臓炎、膀胱炎など
有効成分としてトリテルペンのウルソール酸、塩化カリウム、タンニンなどを含みます。 |
使用方法 |
使用方法は、夏枯草10gを500ccの水に入れて煎じます。水が約半分になるまで弱火で煮詰めます。これを食間に3回服用します。
夏枯草は、タンニンが多いため夏枯草だけを長期間服用すると胃を刺激することがあることから、胃弱の人は注意が必要です。 |
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