薬草名 |
生薬名 |
伝 承 効 能 |
用 い 方 |
アマドコロ |
萎ずい
(イズイ) |
強壮・強精剤 |
地下茎を水洗い、日干しする。少量ずつ食べ続ける
地下茎をすり下ろして、打撲やねんざに |
ヤブカンゾウ |
金針菜
(キンシンサイ) |
熱さまし |
乾燥した蕾15gを600ccから半量まで煮詰め、食間3回に分服する |
よもぎ |
艾葉
(ガイヨウ) |
うがい薬、歯痛やのどの痛み
浴湯料(肩こり、神経痛、リューマチ、腰痛) |
夏に採取したものを日干し、15gを600ccから半量まで煮詰めた液
8〜9月頃の生の葉800gを刻んで布袋に入れ、水のうちから風呂に入れる |
アザミ |
大薊
(タイケイ) |
利尿作用 |
生の茎葉の煎液を飲む
根の乾燥品は、1日量3〜5gの煎液300ccを3回分けて飲む |
イカリソウ |
淫羊霍
(インヨウカク) |
強壮・強精、不眠 |
イカリインという強精物質を含む
干した茎葉を薬酒少量ずつ利用する |
イタドリ |
虎杖根
(コジョウコン) |
便秘、月経不純 |
10〜11月、根茎堀取り日干しにする。1日量10gを600ccの水が半量なるまで煎じ、食間3回分服 |
ウド |
和独活
(ワドッカツ) |
発汗、解熱、鎮痛
浴湯料(肩こり) |
根茎の乾燥品は、1日量10gを600ccの水が半量になるまで煮詰め、食間3回分服
9月頃に採取した生の茎葉、入浴に用いる |
ウツボグサ |
夏枯草
(カゴソウ) |
利尿、消炎 |
600ccの水に夏枯草5gを入れ半量まで煮詰める
煎液でうがいすると、口内炎、扁桃炎が緩和
利尿には夏枯草8gにして食間3回分服 |
ドクダミ |
十薬
(ジュウヤク) |
湿疹、はれものの外用
血管強化 |
湿疹、はれものにはなどの炎症には、生葉をすりつぶして外用
十薬20gを600ccの水で半量になるまで煮詰め、食間3回分服すると、血管強化に役立つ |
トリアシショウマ |
赤升麻
(アカショウマ) |
かぜの治療 |
乾燥した根茎を、1日量10gを水400ccに入れ半量になるまで煮詰め、3回分服 |
ワサビ |
山葵
(サンキ) |
神経痛、リューマチの痛みの緩和 |
おろして短時間(10分以内)湿布すると、神経痛リューマチの痛みがやわらぐ |
マタタビ |
木天蓼
(モクテンリョウ) |
薬酒、浴湯料 |
虫こぶ入り果実を熱湯にくぐらせ、日干しにする。この乾燥果200gを焼酎1.8g漬けこみ、またたび酒する。
就寝前盃1杯ほど飲むと血行をよくする |
アケビ |
木通
(モクツウ) |
利尿 |
つるをスライスして日干しにする。10〜20gを600ccの水に入れ、半量に煮詰め、食間3回分服する |
オウレン |
黄連
(オウレン) |
健胃、整腸 |
日干しした根茎を乳鉢で粉末にし、1回0.2〜0.5gを毎食後服用する |
センブリ |
(センブリ) |
健胃、発毛 |
花期の全草を堀取り、日干しにする。粉末0.3〜1.5gを600ccの水に入れ半量まだ煮詰め、食間3回に分服 |
ユキノシタ |
虎耳草
(コジソウ) |
むくみ、かぶれの緩和
幼児のひきつけ |
むくみには、乾燥葉10gを600ccの水で半量に煮詰め、食間3回に分服
かぶれには、生葉をすって幹部に張る |