サギソウは、ラン科のサギソウ属の湿地帯に生える多年草です。日本の特産種で、地下には楕円状に肥厚した根があり、その上に短い根茎があります。そこからひげ根と先に小球のあるストロンを出します。
花は白色で7月~8月に唇弁が幅広く、その周辺が細かい糸状に裂けます。その花姿が、シラサギが羽根を広げた様子に似ていることから、この名前が付いたと言われます。
サギソウは、花弁が純白で清純な姿から観賞用と愛培されます。
この原種サギソウは、出羽三山の主峰 霊峰月山で40年ほど前に「サギソウ」の生息地が林道工事にかかることから、今井勇雄氏(生産者一覧にページあり)が許可を得て採取し、大切に「サギソウ」を育てたものです。 |
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