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「子ども達に安心・安全な無農薬・減農薬の地元の野菜を給食で食べさせたい」 その思いに立ち上がった農家のお母さんを中心にしたグループ「ちゃりんこ」。「清川だし」という地域に吹く風を風力発電のエネルギーに生まれ変わらせた町 山形県庄内町。その発想の先に安心・安全な地産地消の学校給食があった。
子ども達の給食への食材提供は、さらに進んで地元の良い野菜を地元の消費者へと日曜日の朝市開催に繋がった。朝市を開く場所は町の商工会の自転車小屋、そこで野菜のワンコイン100円販売。自転車のチャリンコ、100円硬貨のチャリンコ、仲間の名前「ちゃりんこ」は期せずして生まれた。
米どころ庄内平野の真ん中で、無農薬・減農薬での野菜づくり、次代を担う子ども達のためにはお金と労力だけでは割り切れない。大産地の野菜との価格を競いあいながら、安心・安全、地産地消のための奮闘を続ける。
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