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マイタケ採取名人 小野寺 久四郎 |
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小野寺久四郎は、霊峰月山の麓の雪深い村 旧山形県東田川郡朝日村の中でも、ひときわ雪が多い集落育ちである。子どもの頃から山河を駆け巡れ、朝日村の山々を知り尽くしている。地域でも朝日のなかでも最も山を知っている者のひとりに数えられている。
年を重ねた今は、山菜やきのこを採るために遠出はしなくなったが、みずからの山から恵みが沢山もたらされるように、まめに手を入れことを怠らない。長年蓄えてきた山の知識を駆使して、山菜・きのこを採取する。
その年どしの天気具合を的確に見極め、どんぴしゃのタイミングで目的の木に向かう小野寺、その彼を人々は「きのこ名人」と称している。 |
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