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さるなし、酸味と甘味が釣り合う美味しさ抜群、山の珍果
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さるなし(こくわ)は、マタタビ科に属する落葉性つる植物です。
さるなしは、日本全国に自生していますが、自生数が少ないため、採取することがなかなか困難です。
完全に熟したさるなしは、山の木の実で第一級にランクされる美味しさで、味は酸味と甘味のバランスがとれていて、とてもさわやかです。
現在、ポピュラーとなったキウイフルーツは、さるなしの仲間のシナサルナシを品種改良したものです。
さるなしの熟れたものは抜群に美味しく、山で一服の清涼果実として最高です。さるなしは、生食のほか果実酒にも向きます。
さるなしの生食には完熟したものが良いのですが、山で完熟するのを待っていると獣や鳥に食害されるため、完熟のものを採取することは極めて困難です。 |
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さるなし |
※ お届けは9月中旬以降となります |
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さ る な し の 効 能 |
さるなしは、薬用植物で「ナンソウヒコウトウ」と言います。
ゲルマニュウム、セレンを多く含み抗酸化作用があることから、若さを保つほかガン予防に効果があるとされます。また、ビタミンCも豊富なことから白血球の働きを助け免疫力を高め、風邪やガン予防が期待されます。さらに、果糖、ベントーズ、アラビノガラクタンなどの蛋白質分解酵素を大量に含み、疲労回復、滋養強壮、整腸作用などがあるとされます。 |
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さるなし生育風景 |
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さるなし酒 |
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1.さるなし酒
さるなしを陰干しして、水気を減らしてから焼酎に漬け込みます。約3ヶ月で熟成します。後で取り出した実をジャムにすることができます。 |
2.さるなしのジャム
さるなしの一つひとつ皮をむくのは容易ではありませんが、鍋のなかでしゃもじを使ってつぶしていくと、皮が分離します。粗くつぶれたら、グラニュー糖を加え、レモン汁を絞り込み、とろ火で煮ます。仕上げに上等なブランデーを香り付けに加えればできあがりです。
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